白癬菌に関する民間療法は
- 食用酢を薄めて足を浸す方法(臭いんだこれ)
- タバコのニコチンを患部に塗る
- 米ぬか油を患部に塗る
- 馬の油を患部に塗る
- 熱い砂の上を歩く
などなど、根拠のない治療法がたくさんあります。こうした治療法は、科学的根拠もなくかえって症状を悪化させたり、かぶれの原因になったりします。
出所のわからない怪しげな民間療法に頼るよりも、ぜひ専門医の診察なり、市販薬をつけてみるなりすることをオススメします。
日光浴で水虫は治らない
どうも、日光浴で水虫が治るという言い伝えがあるようです。
患部を乾燥させるという目的であれば多少の予防効果はあるのでしょうが、水虫そのものの治療は不可能です。確かに紫外線を利用して殺菌するなどということはありますが、白癬菌を死滅させるような強烈な紫外線を使用したのでは人体の方が先にまいってしまいます。白癬の治療でも人体に害にならない程度の紫外線を患部にあてて乾燥させたりする例もありますが、あくまでおジョ的なもので、白癬の根本治療にはなり得ません。
日光浴では白癬は治せませんが、足の裏に太陽光を当てることで、患部の乾燥を促し、少しは予防につながるかもしれません。あくまで、気持ち程度で。