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水虫治療外用薬の特徴と使用法

使い方により効果も変わります。

外用薬は「基材」と呼ばれる溶媒に、有効成分である「取材」を配合して作られています。基材には、薬効の持続性や薬の使用感などを考慮して、アルコールや油脂などが使われています。そのため、使用している機材の種類によって、軟膏剤・クリーム剤・液剤・ゲル剤に別れます。

外用薬は使い方によってその治療効果に大きく影響を及ぼします。治療で使う薬剤の使用法をマスターしておくのも薬物療法を成功させる秘訣と言えます。

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クリーム剤・軟膏剤の使い方

クリーム剤や軟膏薬は、まず指の先に少量とり、患部の周辺から中心にむけて弧を描くように塗布します。薬の量は、患部の広さや症状に応じて適時加減してください。塗布する回数は、1日に1回~2回程度です。
軟膏薬の場合は、基材にワセリンなどが使用されていますので、多量に塗布するとべたついて衣服を汚してしまう恐れがありますので、適量を患部にしっかりとすり込むようにします。べとつき感が強い時は、ガーゼなどで軽く押さえておくと衣服が汚れるのを防げます。

薬を塗布する範囲ですが、目で見てはっきりとわかる患部だけでなく、その周辺部にも広めに塗り込むことがコツとも言えます。また、1週間に1度くらい、足の裏全体に軽く薬を塗り込んでおくと水虫の予防にもなります。

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液剤の使い方

液状タイプの水虫薬は、瓶やプラスチックでできた小型の容器にはいっています。先端がノズルの様に細くなっているものが多く、余分な薬液がでない様に工夫されています。容器に塗布用の用具がついていないものは、綿棒やコットンなどに薬液をしみ込ませて、患部に点々を描く様に塗布します。
液状タイプの場合、基材にアルコールが使われていると、患部がただれていたりすると強い刺激があり、痛みを感じることがあります。こうならないためにも、かゆいからと行って爪でひっかいたりしないことです。
また、液状薬の場合も、患部だけでなくその周囲にも広く塗布するのがコツです。こうすることで、周囲に広がっているかもしれない白癬菌をやっつけることができます。

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