趾間型足白癬になると、趾間の皮膚は弾力性に富み比較的丈夫にできています。しかし、形状がV字状担っているので、汗や汚れがたまりやすい場所でもあります。そこは白癬菌をはじめとする細菌類がとりつきやすい場所でもあり、水虫のおおくはこの趾間から発生することが多いです。
趾間型足白癬の主な症状は、まず指の間にむづがゆさを感じるようになり、次に赤くなって水疱ができ、皮膚がポロポロとむけ出します。
長期間靴を履いたままにしたりなど、足が蒸れると、指の間の皮膚がふやけて白くなり、ひび割れすることもあります。さらに症状がすすむとかゆみも強くなってきます。(かなりかゆいです。←経験者談)不用意に掻きむしると、ふやけた厚い表皮がむけてしまい出血する場合もあります。
趾間型足白癬で注意しなければならないのは、他の病原菌(化膿菌など)が患部に感染してしまうことです。ふやけた趾間型足白癬の患部に他の病原菌が感染すると、激しい炎症を起こしたり、臭気のある浸出液が出たりして、ますます症状が悪化します。
重傷の場合は、患部が赤く腫れあがって化膿し、痛みを伴うこともあります。また、運悪くリンパ管炎を起こして両股のリンパ腺が腫れることもあります。こうなると医師の処方できちんとした治療が必要になります。
趾間型のかゆみが白癬菌を原因としている間は、水虫薬の抗真菌剤で炎症を改善させることができます(経験者としては、この段階でしたら、市販の水虫薬で治せます)が、他の病原菌の感染で起こっている時は、治療が難しくなり、専門医を悩ませることになぅてしまいます。
どちらにしろ、中途半端な治療は一番避けたいところです。